札幌グランドホテルの「ノード43°ザ・ベーカリー&ペイストリー」(札幌市中央区北1西4、TEL 011-261-3311)は7月25日から、新作スイーツ「ギモーブ」を販売している。
ギモーブはアオイ科の多年草であるウスベニタチアオイのフランス名で、元来はその根の粘液を使って作ったマシュマロのことで、日本では「高級マシュマロ」のことを指すことが多いという。同ホテルのギモーブは、北海道余市郡仁木町で無農薬栽培により作られたベリーの天然果汁を使用しているのが特徴。同ホテル副総料理長の井上政美さんは「差別化を図るため、冷凍のピューレを使うのではなく有機栽培のピューレを使用した。有機栽培のピューレはすごく味が濃い」と話す。
商品は、「ブルーベリー」「フランボワーズ」「シーベリー&パッション」の3種類を展開する。井上さんの「おすすめ」は「シーベリー&パッション」。「シーベリーはビタミンを豊富に含み、健康食品として近年注目されているフルーツの一つだが非常に酸味が強い。試行錯誤を重ねてパッションフルーツを50%加味することで非常にいい味になった」。
井上さんは、そのまま食べるのがプレーンな食べ方のほか、チョコレート、チーズ、生クリームなどにつけたりして食べ方を提案する。
価格は各350円。営業時間は9時30分~20時。