アート展「つきめぐる」が10月17日、ギャラリースペース「misc.」(札幌市中央区北5西9)で始まる。
同ギャラリーのコンセプトは「変化に富んでいるコト。寄せ集めの雑多なモノ。文化的自由なトキ。」。アウトサイダーアートや立体作品、映像、インスタレーションなどさまざまなアートを展示する。
同展はキシモトユキオさんが木で作るオブジェと家具、jobin.さんが針金や和紙で作るモビールや照明を中心に展示する「2人展」。このほか、ナイロン製の布などの立体作品、真ちゅうなどのアクセサリー、ドライフラワーなど3人のゲスト作家による作品の展示も行う。会場内には同展のために作られた音楽が流れる。
同展は、6月にキシモトさんが行った個展「はなめぐる」と8月にjobin.さんが行った個展「かぜめぐる」に続く第3弾という位置付け。jobin.さんによると、主人公の鳥が花香る野、風が吹く谷を旅し、最終的に月のかけらがある丘にたどり着くという3つの展示がつながる物語を作ったという。それぞれの個展のコラボから発展した展示に挑戦しようと、ゲスト作家を迎える。
jobin.さんは「展示はもちろん、インテリアやファッションが好きな人にも見てほしい」と話す。「展示を訪れてもらい、見て、体験してほしい」とも。
開催時間は10時~19時。10月27日まで。