啓発イベント「ピンクリボンin SAPPORO 2024」が9月1日、札幌駅前通り地下歩行空間(チ・カ・ホ、札幌市中央区北1西)北3条交差点広場(西)で開催される。
今年で設立18年を迎えた同団体。市民の乳がん検診率の向上、乳がん経験者や市民の交流の場作りを目指す団体としてさまざまな活動を展開し、ピンクリボンの輪を広めてきた。
同イベントでは、乳がん模型体験や看護師による相談ブースの設置、リーフレットを配布するなどして乳がん検診の啓発を図る。乳がん最新情報のミニ講演やステージイベント、ハンドメード作家によるマルシェも展開する。
当日19時~21時は、さっぽろテレビ塔(札幌市中央区大通西1)をピンク色にともす。
同事務局の割野雄太さんは「コロナ禍以降、乳がん検診受診率の低下や罹患(りかん)率の増加も問題となったが、乳がんは早期発見が何より大切な病気なので、このイベントを通して改めて乳がんの知識や検診の大切さを考えてもらう機会にしてほしい」と話す。
ステージイベントでは、北大アカペラサークル「NoSeRA」による演奏や、藤女子大学書道部によるパフォーマンスも行う。割野さんは「地元学生に手伝いをしてもらいながら、乳がんについて若い世代にも伝えていきたい」と意気込む。
開催時間は11時~17時(ステージイベントは13時~16時)。