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札幌で「カルチャーナイト2024」 公共施設などを夜間特別開放

昨年の様子(札幌市環境プラザ)

昨年の様子(札幌市環境プラザ)

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 地域文化活動「カルチャーナイト2024」が7月19日、札幌市内の公共・文化施設とオンラインで開催される。

昨年の様子(北海道コカ・コーラボトリング札幌工場・幸楽輸送)

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 今年で22回目を迎える同イベント。一日だけ公共・文化施設や企業施設を夜間特別開放するほか、普段見られない施設の内側や地域文化を紹介する動画コンテンツを配信する。

 今年は実行委員会を含む85の施設や団体がプログラムを展開。会場は札幌市内64カ所で、オンライン=17団体、知事公館公募企画=9団体が参加。プログラム数は、会場とオンライン合わせて200種類以上を用意する。

 当日は、博物館、大学、福祉施設、時計台、中央図書館、気象台、日本銀行など、それぞれが特色を生かした文化プログラムを用意する。北海道知事公館では、実行委員会が募集した公募企画として、長唄やコーラス、バロック音楽、読み聞かせ、庭園ライトアップなどを行う。昨年は1日700人以上が来館したという。

 オンラインプログラムでは、道議会や道警、市役所、教会などが作成した動画をユーチューブの公式チャンネルで配信するほか、仕事紹介や施設のバーチャル体験などさまざまな企画を展開する。

 同実行委員会によると、カルチャーナイトの来場者の半数は子どもで連れて行けない家庭もあるため、学童保育事業所と連携して「小学生向けカルチャーナイト見学ツアー」を行い、ボランティアと学童のスタッフ引率の下、小学生が「夜のまち探検&施設見学」に出掛けるという。

 同実行委員会事務局長の畑瀬亜紀子さんは「カルチャーナイトは日常の中にある非日常を楽しむイベント。いつもとは違う視点で、街の魅力を体感して、価値を再発見してほしい」と話す。

 施設開放時間は、17時~。オンラインプログラム実施は8月2日12時まで。

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