ファットリアビオ北海道(札幌市白石区平和通12)が6月2日、第1回アルティザンチーズアワード2024(ACA)のパスタフィラータ フレッシュ モッツァレラ部門で優秀賞(SUPER GOLD)を獲得した。
ファットリアビオ北海道は南イタリアの農場「Fattoria Bio(ファットリアビオ)」のチーズマスターでジョバンニ・グラッツィアーノさんが北海道に移住し、北海道生乳を使ったチーズ作りを行っている。
同アワードの主催は日本チーズアートフロマジェ協会(東京都)。日本のチーズ文化を世界に広め、豊かな食文化と食生活の向上に寄与することを目指し活動しているという。今回のアワードはチーズの専門家が国際基準で鑑評した。
ファットリアビオ北海道社長の高橋廣行さんによると、グランプリを獲得した「イタリア職人がつくる モッツァレラ」はパスタフィラータと呼ばれる南イタリアの伝統的な製法によって作られ、乳が凝集した状態であるカード(凝乳)にお湯を注いで練り上げているという。
高橋さんは「創業の原点であるモッツァレラが国際基準で『国内最高』という評価で受賞できたことは誇らしい。お薦めの食べ方は『カプレーゼ』。家庭で当社のモッツァレラを味わってほしい」と話す。
グラツィアーノさんは「応援してくれた皆さんのおかげで最高の賞を受賞することができた。イタリアの家族と日本のためにこれからもおいしいモッツァレラチーズを作り続ける」と話す。