映画上映会「タワービュートップシネマ2024」が7月10日・11日、17日・18日、「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」(札幌市中央区大通西1)屋上で開催される。主催は自主上映グループ「キノマド」。
テレビ塔を間近に望むホテルの屋上で映画を上映する同イベント。今年は「Climax on the Rooftop!」をテーマに2作品を上映する。
10日・11日は「桐島、部活やめるってよ」を上映する。同作は、バレー部のキャプテンを務める桐島が突然部活をやめたことをきっかけに、各部やクラスの人間関係に徐々にゆがみが広がり始め、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していく青春ドラマ。
17日・18日は「カメラを止めるな!」を上映する。同作は前半と後半で大きく趣が異なる異色の構成や緻密な脚本、30分以上に及ぶ長回しなどの挑戦に満ちた作品で、「37分ワンシーンワンカットのゾンビサバイバル映画」を撮った人々の姿を描く。
「キノマド」スタッフの田口亮さんは「屋上×ゾンビ×映画制作の3要素が重なっている珍しい組み合わせの2作品。屋上で最も実現したかった組み合わせでもある。人生にとって本当に大切なものは何かが、今回の上映作品には詰まっている」と話す。鑑賞後にはゾンビとの記念撮影も企画しているという。
19時開場、20時上映。料金は2,200円(ソフトドリンクとおやつ付き)。雨天中止の場合、当日18時までにSNSで伝える。