着物店併設の「和食甘味処」が「カフェ&バー」にリニューアル

蚊帳を利用した大きな生地が垂れ下がっているのが特徴の店内。白壁に木目調の落ち着いた雰囲気。

蚊帳を利用した大きな生地が垂れ下がっているのが特徴の店内。白壁に木目調の落ち着いた雰囲気。

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 古物、着物の販売、着付け、レンタルなどを行う着物店「まめぐら」に併設していた和食甘味処「えびすまめ」(札幌市中央区南1西7、TEL 011-272-6800)が7月2日、「まめぐら」の移転に伴いリニューアルオープンした。

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 「えびすまめ」は、「着物を見に来た人が休める場所を」と2005年10月、「まめぐら」の一角に併設。今回、「まめぐら」が南5西13に規模を拡大し移転したため、「えびすまめ」が以前の「まめぐら」のスペースを全面カフェスペースに拡大。仕事帰りの20代後半~30代のOLをターゲットに営業時間を22時までとし、「カフェ&バーゑびすまめ」としてリニューアルした。

 店舗面積は29.1坪。カウンターやテーブル席のほか、新たに立ち飲みスペースやソファ、2人用の小上がりなど26席を設けた。シルバーの扉にガラス張りとモダンな作りの外観に、店内は、白壁に木目調の落ち着いた雰囲気で、「外から見て入りやすく、中に入って落ち着ける雰囲気を目指した」(同店の長谷川宗人さん)という。「大正~昭和初期の外国の文化が入ってきたころの時代」をコンセプトに、アンティークのインテリア雑貨やちゃぶ台をリメークした立ち飲み用テーブル、蚊帳を利用した生地を天井から壁にかけて垂らすなどの装飾が特徴。

 カフェメニューは、パフェやシフォンケーキなどのスイーツはリニューアル前とほぼ同じメニューを提供するほか、平日は日替わりランチ(730~780円)も用意する。

18時からのバーメニューは、200~300円で提供しているおつまみ「醤油味のピスタチオ」(「ポークジャーキー」「ドライトマトのオリーブオイル漬け」や、一皿料理の「フライドパンプキン」(400円)、「くにをの鮭キムチ」(400円)、「明太子の春巻き」(450円)などのほか、日替わりで欧州家庭料理(700円前後)も。ドリンクは、梅酒(全品500円)と輸入ビール(550~700円)が10~20種類と豊富で、カクテルやソフトドリンクも提供する。

 長谷川さんは「リニューアルしてからケーキを焼く頻度が多く、40~50代の男性がケーキを注文する姿も少なくない」と話している。今後は、パフェメニューの拡充を予定しているほか、「店舗前面にウッドデッキのカフェスペースの設置を検討している」とも。

営業時間は、火曜~木曜=11時30分~22時、金曜・土曜=11時30分~24時、日曜=11時30分~18時。月曜定休。

ゑびすまめブログ

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