「着物の国へようこそ!vol.1」が2月9日、「ギャラリー&ショップ 馬と獅子」(札幌市中央区南22西15)で始まる。主催はマニュブックス(札幌市中央区)。
「着物は着ても着なくても楽しめる!」をテーマに展示、ポップアップショップ、着物アップサイクル(創造的再利用)プロダクト、体験イベントの4本柱でさまざまな展示や催しを行う。
展示内容は、着物スタイリストNaho KUWAHARAさんによる「ニューウェーブキモノコーディネート」や、山中貸衣装店「ハレとケ」による江戸風コーディネート、今年2月創刊のリトルプレス・着物スタイルブック「嬉己(kiki)」の創刊記念フォトパネル展などを展開する。
ポップアップショップでは、アンティーク着物・ビンテージ着物・帯と小物の販売を行うほか、エシカルな世界中のビンテージやガラスのビーズを使ったジュエリー制作を手がける「r.m.glim(アールエムグリム)」の商品も販売する。
着物アップサイクルプロダクトには、着物の生地をそのままプラスチック樹脂の中に閉じ込めたという「霜旦舎 定右衛門商店(そうたんしゃ さだえもんしょうてん)」の着物トレーなどを販売するほか、Naho KUWAHARAさんセレクトのアンティーク着物がMar Tailorさんの仕立てによりセットアップスーツに生まれ変わるという「きものSuits」の受注会を予定する。
体験イベントは、着なくなった着物や帯を持ち込み会場特設コーナーの着物や帯と交換する「Kimono Swap(着物交換会)」を開く。持ち込むことができるのは、着物・浴衣、帯、羽織のみで、1人5点まで。交換点数は持ち込み点数まで。
同社社長の笹山浅海さんは「着物生活を楽しんでいる人はもちろん、全く着物を着ない人や少しだけ着物に興味がある人、美術鑑賞をするように着物を鑑賞したい人など、幅広い人に楽しんでもらえるイベントにしていく」と意気込む。
開催時間は11時~19時。入場無料。今月18日まで。