「白い妖怪ぱーく展」が2月3日、白い恋人パーク(札幌市西区宮の沢)の別館コレクションハウス内で始まる。
同展示会は札幌市が推進する「ポップカルチャーを活用した事業」の一環で、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が企画・運営を受託。「妖怪・もののけ」をテーマに、「もののけアーティスト」の谷村紀明さんが新たに書き下ろした新作アート「白い妖怪」の漫画やアート作品を紹介する。谷村さんが手がけた作品の展示コーナーや、塗り絵体験などのワークショップコーナーも設ける。
だまし絵やクリエーターコラボ作品、立体作品、ラフスケッチ、ノンバーバル(言語を使わない)で楽しめる4コマ漫画、札幌市内の工場から排出されたおがくずを再利用したサステナブルアート、キッチンペーパーに描かれた30品の「てんぷら妖怪たちのお品描き」のほか、水木しげるさん生誕100周年を記念して行われた「鬼太郎EXPO」で谷村さんが制作した「ゲゲゲの熊手」を展示。「ウルトラマン」55周年を記念し、「ウルトラ怪獣」と「もののけ」と融合させ、日本古来の伝統芸術である「絵巻物」で表現した作品も展示する。
「白い恋人パーク」「白い妖怪」がコラボレーションしたオリジナルグッズで、「白い妖怪」の「4コマアクリルキーホルダー」(1,000円)、「刺しゅうワッペンステッカー」(1,000円)などを販売する。
CCCの同展担当者の清水太朗さんは「、『目』が合う障子アートのほか、自由に落書きができるエリアなど体験型展示も用意する」と話す。
開催時間は10時~17時。入場料は、大人(高校生以上)=600円、子ども(4歳から中学生)=300円、3歳以下=無料。2月14日まで。