札幌グランドホテル(札幌市中央区北1西4)は現在、JAL札幌-静岡線就航記念企画を実施している。6月4日に富士山静岡空港が開港したことを記念して、「静岡グルメ」をテーマに静岡の食文化の一端を紹介する。
同ホテル内の北海道ダイニング「ビッグジョッキ」で提供している「本場!駿河湾産 桜海老の富士宮やきそば」(浜松水餃子・ドリンク付き、850円)は、来店客の半数以上が注文する人気メニュー。
同メニューでは、麺はもちろんソースや紅しょうがなどもすべて富士宮のものを使い、「お客さんが聞かなければ分からない細かいとこまでこだわっている」と同店調理長の櫻井秀彰さん。櫻井さん自ら静岡を訪れ、本場の味を再現するため地元の店で学んだという。「作り方はインターネットを見ればわかるが、現地に行かないとライブ感が伝わらない。行って良かった」(同)と振り返る。
このほか、静岡名物の黒はんぺんが入り、汁が茶色がかっている「静岡(しぞ~か)おでん」(750円)、浜松市から取り寄せたものを提供している「静岡名物!浜松餃子」(550円)、駿河湾の海の幸、3点盛り「駿河湾の恵み 珍味三点盛り」(850円)などを用意する。
ラウンジバー「オールドサルーン1934」は、富士山をイメージしたオリジナルカクテル「FUJI」(1,200円)、ロビーラウンジ「ミザール」は、静岡の煎茶(せんちゃ)を使用した「静岡県牧之原茶&抹茶シフォンケーキ」(1,100円)、ノード43°ザ・ベーカリー&ペイストリーは道産小麦の生地に駿河湾産桜海老と青海苔を入れた「駿河湾産 桜海老入り小判焼き わさび風味」(210円)など、各店が静岡にちなんだメニューをそろえる。
フェア対象メニューの利用客の中から抽選で「JALで行く静岡札幌発2泊3日ペア1組ご招待」や、同ホテルの食事チケットが当たるプレゼント企画も実施している。フェアは6月30日まで。