氷の街「アイスヴィレッジ」が12月10日、「星野リゾート トマム」(占冠村)にオープンする。
同施設は、3.2ヘクタールの敷地に11棟の氷でできたドームが立ち並ぶ「氷の街」。最低気温がマイナス30度にも達するトマムに、毎年冬の夜のみオープンする。
今冬は、氷の器に冷たい麺と冷たいスープ、凍ったトッピングを乗せた「氷のラーメン」(1,500円)を提供するほか、氷でできたスクリーンにショートムービーを映し出す「氷のシアタ-」などが登場。セイコーマートとコラボレーションした「氷のセイコーマート」では、「ファーム星野」のミルクジェラートとセイコーマートの商品を使って作る「ミルクジェラートづくり」(同)を体験できるようにする。
アクティビティーはアイスヴィレッジの街全体を見渡せる展望台から約60メートルの距離を滑り降りる「氷上のジップライン」(2,000円)を用意。氷のベッドや椅子などを設ける氷のドームで宿泊体験ができる「氷のホテル」や、氷のバーカウンターやセラーを備える「氷のBar」、継ぎ目のない一枚氷で造られた「氷の教会」、氷や雪がテーマのグッズが並ぶ「氷の雑貨屋」なども設ける。
今冬で25周年を迎える同施設。総支配人の渡辺巌さんは「今年は25年の歩みが分かるコンテンツを用意する。トマムだからこそ実現できる、より幻想的な氷の世界と併せて楽しんでもらいたい」と来場を呼びかける。
営業時間は17時~22時(最終入場は21時30分)。入場料は小学生以上=600円(トマム ザ・タワー、リゾナーレトマム宿泊客は無料)。3月14日まで。