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札幌で「深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ」 金魚を描く立体作品など紹介

「金魚酒 命名 鈴夏」 2021年

「金魚酒 命名 鈴夏」 2021年

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 「深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ」が9月16日、札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2)で始まった。

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 美術作家の深堀隆介さんは1973(昭和48)年愛知県生まれ、神奈川県在住。「2.5Dペインティング」という透明樹脂にアクリル絵具で何層にも重ねて描く技法を使い、立体感のある金魚のアート作品を作り出してきた。

 同展では初期の立体作品から絵画、映像、大規模な最新作インスタレーションなど約300点を紹介する。深堀さんが一貫して取り組んできた金魚の造形にあらためて光を当てる。

 制作に行き詰まりアーティストをやめようとした時、部屋で7年間粗末に飼っていた一匹の金魚に初めて魅了され、金魚を描き始めたことが制作のきっかけだったという深堀さん。「北海道でやるのは初。今できうる全てを注ぎ込むので、色々感じて楽しんでもらえたらうれしい」と話す。

 会場では、サンエックスのオリジナルキャラクター「すみっコぐらし」とのコラボグッズも販売。商品は「てのりぬいぐるみ」(全5種、1,210円)、「オリジナルきんぎょばち」(1万5,730円、数量限定)など、描き下ろしのオリジナルアートをあしらったオリジナルグッズをそろえる。

 同美術館の開館時間は9時45分~17時(入場は16時30分まで)。休館日は11月6日、13日、20日。入場料金は、一般=1,500円、高校・大学生=1,100円、小・中学生=700円。11月23日まで。

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