生け花展「いけばなの根源池坊展 札幌花展 ―とらわれのない美―」が6月7日、丸井今井札幌本店(札幌市中央区南1西2)大通館9階催事場で始まった。
初夏の花材を使った生け花作品を一堂に集めた同展。華道家元四十五世・池坊専永さん、次期家元・池坊専好さんの作品をはじめ、北海道で活躍する華道家の作品約250点を2日ごとに入れ替えて展示する。家元の「竹の根」を使った生け花の公開は、北海道では初めて。
会場では、華道の原点であり世の安寧を願ったという仏前供花「立て花」を展示するほか、6月6日の「いけばなの日」を記念して池坊に代々伝わる江戸時代の「立花図屏風」も展示する。
「Inspired by Flowers」コーナーでは、自由で型を持たない「自由花」を展開。通常照明と照明を暗転させる2つの空間を用意する。
開催時間は10時30分~19時30分(8日・10日・12日は18時まで)。入場料は1,000円(高校生以下は無料)。6月12日まで。