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札幌・琴似に「うし煮込み磯田屋」 生産・加工・販売をワンストップで

うし煮込み

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 牛農家直営「うし煮込み磯田屋」(札幌市西区琴似2条2)が5月19日、札幌琴似エリアにオープンする。運営は札幌エージェント(中央区南5西9)。

とうめし

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 札幌エージェントは美深町の自社農場で生乳を生産している。6次化プロジェクトを同社独自で行っており、今年2月に第1弾として「MILK DO dore iku?(ミルクドドレイク)」を札幌桑園にオープンした。

 乳が出なくなって安く売られる廃用牛の数を減らすことを目標に、うし煮込み磯田屋を出店する。同社によると、従来の廃用牛はひき肉として安く売られるか、廃棄処分されるという。メニューの一部は同社の廃用牛を使い、熟成させて肉質が柔らかくなった牛肉やモツを使う。生産・加工・販売をワンストップで行い、安く、鮮度の高い商品を提供するという。

 メニューは八雲町の服部醸造の特製みそを使った「うし煮込み」(429円)、鷹栖町のたかすタロファームのブランド米「ふっくりんこ」を使った「牛めし」(539円)、茶わんからはみ出す大きな豆腐を盛り付けた「とうめし」(429円)など。メニュー開発は食のプロデュース集団「hanninmae」が手がけた。

 店長の磯田祥平さんは「昼から飲んで食べられるのが特徴。自社牧場直営の牛を使ったもつ煮込みのため、価格も抑えられている。元芸人の私のトークで皆さんと仲良くさせてもらいたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~21時。

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