都市公園法制定150周年記念「チューリップ・すずらんフェスタ」が5月19日、国営滝野すずらん丘陵公園(札幌市南区滝野)で始まる。
園内に咲くチューリップやスズランの開花時期に合わせて行う同イベント。園内の丘に広がるカントリーガーデン「花のまきば」には、約160品種26万球のチューリップが一面を彩り、スズランは愛らしい姿を見せる。
チューリップは今年からデザインを変更。カントリーガーデンの上段はカラフルな色が交ざり合うモザイクアートのような花畑を演出。下段は多彩な色を重ね合わせ虹をイメージしたアーチを描く。品種は、咲き進むにつれて黄色から徐々に紫白色に変わるという「デルピエロ」や、濃い黒紫色(こくししょく)で八重咲きの「ブラックヒーロー」などが見られる。
期間中は「チューリップフォトコンテスト」も開催。園内に咲いているチューリップと景色を撮影した写真を募集する。応募作品の中から公園スタッフに選ばれた上位5人に賞状とオリジナルグッズを進呈する。
滝野管理センター企画広報係の関本夏輝さんは「自分のお気に入りのチューリップを見つけに足を運んでほしい」と呼びかける。
開園時間は9時~17時(6月1日から最終日は18時まで)。入園料は、大人(15歳以上)=450円、65歳以上=210円。6月4日まで。