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札幌のホテルが障がい者就労施設製作のプレート着用 一つ一つが手づくり

着用イメージ

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 センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)の従業員が5月1日から、ホテル開業50周年ロゴマーク入りの道産木製プレートの着用を始める。

製作の様子

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 ホテルを訪れる客へ開業50周年の感謝を伝えようという同企画。同ホテルでは、これまでもイベントやキャンペーンのバッジやプレートを着用してきた。バッジやプレートは地域の民間業者へ外注していたが、今回はSDGsの観点から札幌市内の障がい者就労施設「さっされん」(同南8西2)に製作を依頼した。

 プレートは、地域の在宅障がい者が通所し各種作業を行っている小規模共同作業所、地域活動支援センターなど約80の小規模作業所を中心に構成する「さっされん」に登録している地域障害活動工房ウッディートイズ(同東区本町1条2)のスタッフが手作り。縦約9センチ、横約5センチに切断した北海道の広葉樹キハダに北海道新聞社会福祉基金から助成を受けたレーザー加工機等で一つ一つ開業50周年のロゴマークを刻印した。

 同ホテル総支配人の桶川昌幸さんは「従業員が着用する木製プレートが障がい者福祉に関心を寄せてもらうきっかけになれば」と話す。

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