「定山渓温泉渓流鯉(こい)のぼり」が4月8日、定山渓温泉街(札幌市南区)で始まる。
1987(昭和62)年に掲揚を始め、今年で37年目を迎える定山渓温泉街の春のイベント。雪が残る温泉街周辺で端午の節句が近づき、桜も満開を迎える時期に、温泉街の思い出の一つにしてもらおうとこいのぼりを掲揚したのが始まり。大小約400匹のこいのぼりが温泉街上空を舞う。
こいのぼりは、道内各地から募集した家庭・職場で不要になったものを使う。
掲揚場所は、ホテル鹿の湯~章月グランドホテル間、定山渓ホテル~対岸間、足湯(足のふれあい太郎の湯)、定山源泉公園、見返り坂、湯けむり坂、定山渓神社参道など。夜はライトアップも行う。
定山渓観光協会の橘真哉さんは「色とりどりの鯉のぼりが空を泳ぐ姿で、春を楽しんでもらいたい」と話す。
5月14日まで。