新サウナ室「清流サウナ」が3月7日、登別グランドホテル(登別市登別温泉町)「鬼灯(ほおずき)の湯」露天風呂スペースにオープンした。
同ホテルは昨年9月から、プロサウナ―「ととのえ親方」の松尾大さんの監修で「温泉とサウナのW主役」をテーマとした露天風呂スペースのリニューアルを行っている。第1弾は「鬼の棲(す)み家のような荒々しさ」を表現した高温の「鬼サウナ」をオープン。第2弾になる今回は、中温の「清流サウナ」を新設した。
「清流サウナ」の室温は80℃。室内には登別北東部の山麓が水源の「朝日沢の沢水」を使うセルフロウリュを備える。壁面の色味はブルー系のカラートーンで配色し、壁には「ビヒタ」を飾った。「ビヒタ」とは、フィンランド式サウナで使われる白樺の枝葉を束ねたもの。室内では、道産の「ビヒタ」を用いてのセルフウィスキングもできるようにした。外気浴スペース、釜の湯風呂・水風呂の共有もできるという。
同ホテル第一営業部長の中田知之さんは「110℃の高温が楽しめる『鬼サウナ』と共に利用してほしい。今後は、第3弾として高さ170センチの立って入れるたる水風呂や、第4弾の『熊サウナ』も企画しているので、期待してもらいたい」と話す。