SAPPOROショートフェスト実行委員会事務局は現在、第4回札幌国際短編映画祭の応募作品のプレビュー作業を行う「SSF2009 市民プレビュー・リサーチ・メンバー」を募集している。
「SSF2008」までは、同実行委員会を中心に応募作品DVDをプレビュー視聴し、コンペティション対象作品と特別上映作品など、映画祭で上映される作品を「オフィシャル・セレクション」として選出してきた。2009年からは、1次審査に当たる「プレビュー視聴」と「作品の関連情報のリサーチ」を札幌市民も行うことができるようになった。
応募資格は、作品に日本語字幕が付いていないため英会話を理解できる語学力が必要で、映画制作などの専門的な知識はなくてもある程度の映画の知識が必要となる。そのほか、プレビュー作業は4月に開始し、約1カ月間で約200本の作品をプレビュー視聴できる人を希望している。
今回の公募では10人程度を上限に募集し、「プレビュー・リサーチ・メンバー」は事務局が個別に面接して決定する。応募方法は、3月25日までに同サイトの専用応募フォームから必要情報を送りし、同28日の面接を予約する。プレビュー視聴に協力者には、映画祭のVIPパスに準じるパスを提供する予定。
「国際映画祭の裏舞台では、さまざまなプロセスでオフィシャル・セレクションは選ばれている。たくさんの良質な作品が札幌に集まっていることを、いろいろな方法で知ってほしいと思っている」と同実行委員会事務局の本間さん。「次のアカデミー賞候補は皆さんが見つけるかも」(同)とも。