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札幌でコロナ収束の願いを込めた大仏展示 ミニ仏像の製作体験も

第1期では大仏の半身を展示

第1期では大仏の半身を展示

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 「ミニ大仏」を並べた大仏の展覧会「Big Buddha Project -令和の大仏造立-」第2期が2月1日から、モエレ沼公園(札幌市東区モエレ沼公園)「ガラスのピラミッド」スペース2・アトリウム1で始まる。

思い思いの願いが込められた「ミニ大仏」の数々

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 同展は、僧侶でアーティストでもある風間天心さんが中心となって2020年5月から始まった「大仏造立(ぞうりゅう)プロジェクト」の展覧会。コロナ禍で引き起こる恐怖や不安などのさまざまな感情を「誰もが参加できる前向きなアクション」で浄化し、人々のエネルギーを未来へ向けたいと企画したという。

 大仏造立に向けて、同プロジェクトでは小さな仏像「ミニ大仏」を作るワークショップを全国各地で行ってきた。同展では、これまでのワークショップで地域の人々に作ってもらったミニ大仏を大仏をかたどった棚に並べて初披露する。

 今月7日~22日に行われた第1期では、「頭部分」だけを設置した高さ・幅ともに約3メートルの大仏(半身)を展示した。第2期では、高さ・幅ともに約6メートルの大仏(全身)を展示するほか、これまでのプロジェクトの記録やさまざまなドキュメントの資料などの展示も行う。

 会期中の土曜・日曜・祝日は、大仏の一部になる「ミニ大仏」を作るワークショップを実施。同ワークショップでは、コンクリート製の小さな仏像(15センチほど)に紙などを貼り付けたり、着色したりするなど、思い思いに装飾したオリジナルの「ミニ大仏」を作ってもらう。参加費は500円(持ち帰りの場合は1,500円)、予約不要。

 風間さんは「これまで全国各地の人たちから約850体のミニ大仏が集まった。この大仏の魂は、ミニ大仏たちにこもった『みなさんの思い』が集合したもの。第2期のワークショップでは、さらに多くの人々に参加してもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~17時。月曜休館。入場無料。2月19日まで。

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