「スノーデュアスロン北海道2023 第10回滝野公園大会」が2月11日・12日の2日間、北海道国営滝野すずらん丘陵公園(札幌市南区滝野、TEL 011-592-3333)つどいの森で開催される。
同イベントは2014(平成26)年に始まり、今季で第10回を迎える冬季デュアスロン大会。事前に参加者を募り、雪上サイクリングとクロスカントリースキー(歩くスキー)を組み合わせた競技を行う。
同大会広報担当者の高橋香さんによると、同大会は冬季に室内にこもりがちな市民に「冬もアウトドアで楽しんでほしい」と始めた。サイクリングは世界中で愛される人気スポーツで、クロスカントリースキーも代表的な雪上スポーツということから、2種目を競技に選んだという。
1日目は、4人1組リレー形式のチーム戦ミックスリレーを行う。マウンテンバイク・ファットバイクなどによる雪上サイクリングとクロスカントリースキーの2種目を4人が順番に走り、ゴールを目指す。合計10キロメートルのコースを一番早くゴールしたチームが優勝となる。チーム戦は、中学生以上の男女各2人・4人1組で参加を受け付ける。
2日目は、個人戦FUNレースを行う。コースは、A=11キロメートル、B=5キロメートルと距離の異なる2つのコースを用意。それぞれ男女のクラスに分け、所定距離を雪上サイクリングとクロスカントリースキーで走行しながらゴールを目指す。表彰式では各クラス1~3位を表彰。完走者全員に完走証を発行し、参加者全員に参加賞を進呈する。
両日10時~14時は「スノーデュアスロン体験会」も開催。子どもから大人までファットバイクでの雪上サイクリング体験(体験料=200円、事前申し込み不要)も行う。
高橋さんは「自然の中を走り抜ける爽快感、遠くまで走れた、滑れた、という達成感が両スポーツに共通した魅力。スピードを競わずとも『2つやるから面白い』のがデュアスロンスポーツの楽しさ」と話し、「雪の上を走ったり滑ったりするので少しテクニックが必要だが年齢を問わず親しんでもらえるスノースポーツなので、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は9時15分~14時。参加費は、チーム戦ミックスリレー=1万円、個人戦Aコース=5,000円(小学4年生~中学生は3,000円)、同Bコース=3,000円(同2,000円)。参加申し込みは1月31日まで。公式ウェブサイトで受け付ける。