北海道胆振東部地震で被災した厚真町の特産品を使った限定料理を提供する「厚真町フェア」が現在、センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で開催されている。
19階日本料理 北乃路で提供する「厚真ランチ」(1人3,500円)
フェアの開催は今年で3回目。同ホテルは2020年から北海道日本ハムファイターズ「ふぁい田!ATSUMAプロジェクト」と連携し、厚真町観光協会が行っている「田んぼオーナー」制度に参加している。今年4月には種まき、5月には田植え、10月にはブランド米「ななつぼし」の稲刈りを行い、収穫した米を同フェアで提供する。この他、ハスカップやブランド豚「米愛豚」、海産物など厚真町の食材を使った料理を館内レストランで提供する。
2階ロビーでは、同町を応援する「ATSUMA LOVERS(アツマラバーズ)」をテーマに、被災した「当時」と「今」を伝える写真展を開催し、震災からの復興に取り組む同町を紹介する。
総調理長の金子厚さんは「2020年のレストランフェア開催以来、厚真町との行き来も増え、今年は町内の祭りに参加するなど、年々交流が活発になっている。今年も 『ATSUMA LOVERS」の一員として、愛情をこめて作った料理を提供し、『美味(おい)しい厚真』をPRしていきたい」と話す。
11月30日まで。