百合が原公園(札幌市北区百合が原公園、TEL 011-772-3511)緑のセンターで10月4日、「秋の洋ラン展 ~豪華絢爛!愛好家によるランの展示~」が始まる。
「北海道蘭友会」の愛好家が丹精込めて育て上げた洋ランの作品を一堂に集めた同展。会場では、「ランの女王」と呼ばれる「カトレア」や、形が独特な「パフィオペディルム」、「オンシジウム」などの品種が並ぶ。
同園広報担当者の伊藤早織さんによると、洋ランは一般的に冬から春にかけて咲くことが多いため、秋のこの時期にさまざまな品種の洋ランが並ぶ展示会はとても珍しく、例年たくさんの人が足を運んでいるという。
期間中、販売特設コーナーを設置。初心者でも育てやすい品種や手頃な価格帯の鉢なども用意する。
伊藤さんは「多彩な芳香や花色、優雅な花姿から贈り物としても人気の高い洋ランぜひ会場で楽しんでいただきたい」と話す。
10月12日からは「秋のサルビア展 ~鮮やかな秋の装い~」を開催する。初夏から秋にかけて花壇を彩るサルビアは、赤や紫、白や薄ピンクなど多彩な花色を咲かせ、特に気候の寒暖の差が日々大きくなる秋の北海道では、花色はより引き締まり、鮮やかさを増していくという。11月6日まで。
伊藤さんは「かわいらしい花形にも注目してほしい」と話す。
開催時間は8時45分~17時15分。月曜休館。観覧料は、高校生以上=130円、中学生以下・65歳以上無料。「秋の洋ラン展」は今月10日まで。