菓子と馬をテーマにした「白い恋人パーク×ノーザンホースパーク コラボイベント」が9月11日、「白い恋人パーク」（札幌市西区宮の沢）で開催される。

馬型を使ったクッキー作り体験

　「白い恋人パーク」は「白い恋人」を製造する「ISHIYA」が運営するテーマパーク。「白い恋人」などの製造ラインが見学できるほか、チョコレートの歴史が学べるプロジェクションマッピングショーや、オリジナルスイーツが味わえるカフェ、菓子作りが楽しめる。

　ノーザンホースパーク（苫小牧市美沢）は、北海道の自然と馬の魅力を伝えるために1989（平成元）年7月から運営が始まったテーマパーク。総敷地面積48万平方メートルの敷地に約80頭の馬がゲストを出迎える。

　「白い恋人パーク」広報担当の田村千晶さんによると、白い恋人パークとノーザンホースパークは、北海道の観光施設として以前から交流があったという。コロナ禍における観光業の低迷を受け、北海道内のテーマパークがコラボすることで、北海道観光業の活性化と相互の施設の新たな魅力を発見してもらえればと今回初となるコラボレーションイベントの開催することになった。

　当日は、得意のサッカーが認められ、北海道コンサドーレ札幌に所属するポニー「チッチ」をはじめ、ノーザンホースパークのアトラクション「ハッピーポニーショー」に出演しているポニーも登場し、「ポニーとふれあい＆エサやり体験」を行う。併せて同パーク内の「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」では、同イベントに合わせた特製の馬型を使って焼く「おうまさんクッキー作り体験」を行う。

　コラボイベントを記念して、同パーク内「ショップ・ピカデリー」で「白い恋人（ホワイト＆ブラック）36枚入ソダシ缶限定販売」（3,949円）を販売。パッケージには、北海道で生まれ育った白毛の人気競走馬「ソダシ」をデザインした。

　田村さんは「北海道のテーマパークがコラボレーションすることで、皆さんに喜んでもらえるイベントを創出することができた。イベントへの参加を通じ、両テーマパークの良さを改めて知ってもらえたら」と話す。

　営業時間は10時～17時。各体験イベントの開催時間は公式ホームページで確認できる。