花と緑の魅力を伝える祭典「全国都市緑化北海道フェア(ガーデンフェスタ北海道2022)」が6月25日、「花の拠点はなふる」(恵庭市南島松)など道内52カ所で始まった。
同フェアは1983(昭和58)年から毎年、全国各地で開催されている花と緑の祭典。北海道では1986(昭和61)年に札幌市百合が原公園(北区)で行われて以降、36年ぶりの開催となり、39回目の会場として恵庭市が選ばれた。
「花と緑~恵みの庭を人がつながる北の大地から。」をテーマにした同フェアでは、メイン会場となる「花の拠点はなふる」のほか、協賛会場32カ所、スポット会場20カ所で関連イベントを開催。札幌市は、協賛会場=百合が原公園、国営滝野すずらん丘陵公園(南区)、道立真駒内公園(同)の3カ所と、スポット会場=大通公園(中央区)で行う。
百合が原公園では、シンボルフラワーのヒマワリなどを活用した約300平方メートルの記念大花壇を用意するほか、メイン会場も手がけるガーデナーによる約70基のフラワーコンテナを展示する。
大通公園では、花壇やフラワーコンテナが会場を彩るほか、7月2日・3日は、バラの相談会やバラ風味のデザートなどを販売する「大通公園バラフェスタ」など、さまざまなイベントを予定する。
同フェア実行委員長・北海道知事の鈴木直道さんは「花と緑は、人々の暮らしに潤いを与え、豊かな心と安らぎをもたらしてくれる。北海道の花と緑の見頃を迎える季節に、北海道ならではの彩り豊かなガーデンの魅力を多くの人に感じてもらえれば」と話す。
開催時間は9時30日~17時30分。7月24日まで。