百合が原公園(札幌市北区百合が原公園、TEL 011-772-4722)が3月25日、「世界の庭園」など各施設の情報を公開した。
約25.4ヘクタールの広大な敷地面積を持ち、約6400種類の花や植物を育てている同園。園内では造園家が手がけた「世界の庭園」や園内をゆっくりと巡る列車の「リリートレイン」、「遊具広場」などを設ける。同施設は4月23日にオープンする予定。
同園によると、花の開花・見頃は例年、マグノリア=4月中旬~、サクラ、ウメ=5月上旬~。マグノリアと呼ばれるキタコブシやハクモクレン、モクレンなどが園内各所に花を咲かせ、5月上旬にはソメイヨシノやブンゴウメのほか、リンゴの花なども一斉に開花する予定という。
このほか、園内緑のセンター大温室では4月1日から「春の花展~一足早い春のお知らせ~」を開催する。野山の自生地の風景をイメージした会場では、シラネアオイ、フクジュソウなどの山野草、鉢仕立てのマメザクラなど約20種類の春植物を展示する。4月24日まで。
4月26日からは「サクラソウ美術館~日本や欧米のサクラソウの展示~」を行う。日本と欧米それぞれのサクラソウを伝統的な観賞方法で紹介する。5月8日まで。
営業時間は8時45分~17時15分。月曜休館。料金は、緑のセンター温室=130円、中学生以下・65歳以上無料、世界の庭園=同、リリートレイン=1人1回360円(小学生以上)。