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札幌市の団体が「「福祉制度・サービスのすき間支援調査・研究」報告書発行

「Sustainable Welfare Idea Book」

「Sustainable Welfare Idea Book」

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 「札幌市手をつなぐ育成会」が3月30日、「福祉制度・サービスの『すき間支援』に関する調査・研究報告書『Sustainable Welfare Idea Book』」を発行した。

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 札幌市手をつなぐ育成会は、知的障がいのある人とその家族の幸せを願い、誰もがともに生きることができる社会の実現を目指す「親の会」で、1959(昭和34)年から活動を続けている。

 同報告書は「親なき後問題」に対する親の不安を払拭(ふっしょく)することを目的に、札幌市社会福祉協議会の助成を受け、福祉制度・サービスの「すき間」を埋めるニーズを把握するためのアンケート調査やオンラインシンポジウムなどを行い、社会へソーシャルアクションを喚起するためのツールとして作成したという。

 報告書の企画・編集を担当した「Mental-Consul」代表の相内雄介さんは「障がいのある人が住みよい社会のアイデアは、誰もが住みよい社会のアイデア、つまりユニバーサルデザインの持続可能な社会のアイデアとなる。この報告書は、行政や福祉団体にとっては事業改善の『たね』となり、企業にとってはビジネスチャンスやSDGs企画の『たね』となることを狙って作成している。福祉関係者だけでなく、企業の人にも読んでいただきたい」と話す。

 「福祉制度・サービスの『すき間支援』に関する調査・研究報告書『Sustainable Welfare Idea Book』」は、「札幌市手をつなぐ育成会」ホームページでダウンロード配布する。

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