センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で現在、「北海道喜こんぶフェア」を開催している。
2階朝食ビュッフェレストラン ユーヨーテラス サッポロ「道産昆布を用いた日替り料理(5種)」(大人3,000円)
北海道産昆布を使った期間限定の料理を提供する同フェアは今年で4年目。北海道は国内生産量の9割を占める昆布の主要産地でありながら、地元消費が伸び悩んでいる現状を受け、同ホテルでは2019年から、道産昆布の魅力やおいしさを発信しようとレストランフェアを企画・開催している。
同フェアでは「食べる昆布」の食習慣を普及・定着させようとの思いから、「だしのうま味」を追求してきたこれまでのメニューに加え、昆布そのもののおいしさを知ってもらおうと、同ホテル各店の調理長オリジナルの「昆布ロール」を和食・洋食・朝食ビュッフェのレストランで提供し、新たな昆布の楽しみ方を提案する。このほか、和食・洋食レストランのコース料理では、昆布のうま味と塩気を生かした昆布スイーツも提供する。
同フェアでは新たな取り組みとして、「昆布×スイーツ」をテーマにしたセミナーも行う。同ホテル2階では「北海道喜こんぶロビー展」を開催。北海道産昆布をPRするパネルの展示、原藻の展示を行っている。
総調理長の金子厚さんは「昆布は古くから縁起がいいとされてきた『幸せの食材』。昆布の特性を生かした特別料理で、昆布のおいしさをPRしていきたい」と話す。
開催期間は4月30日まで。