札幌オリンピック50周年記念イベント「~50年前の歴史を『食』で振り返る2日間~YOKOSO~ようこそ~選手村inヌーベルプース大倉山」が来年1月15日・16日、「ヌーベルプース大倉山」(札幌市中央区宮の森、TEL 011-641-8585)で開催される。
1972(昭和47)年に「冬季オリンピック札幌大会」の舞台となった大倉山ジャンプ競技場。同競技場内にあるレストラン「ヌーベルプース大倉山」では、札幌オリンピック50周年記念事業として、当時の選手が選手村で食べていた食事メニューを現代風にアレンジしたビュッフェを2日間限定で提供する。
ビュッフェを提供するのは、創作フランス料理店の同レストラン。メニューは、前菜に蟹(かに)のコロッケ・トマトソース、海老(えび)パン粉付揚げタルタルソース、ビーツのサラダ、キャロットラペ、グリーンサラダなどを用意。メインは、仔(こ)羊の茸入りシチュー、白身魚の洋酒煮グラタン、天ぷらなど。パンやデザートなども含め、約30種類の料理を提供する。
同レストラン総料理長の加藤秀克さんは「当時の選手村の食事メニューについては、メニュー名しか資料が残っていないため、時代背景を元に当時の味を想像して一から仕上げたレシピに現代のフレンチの技法やヌーベルプースならではのエッセンスを加え今回の料理が完成した」と話す。「当店は食材にもこだわり、できる限り地産地消を目指し、道産の食材を多く使用している。本当に特別な料理なので、この機会にぜひ来店を」とも。
開催時間は11時~14時30分(最終入店13時)。料金は、中学生以上=3,080円、小学生以下=1,540円。予約受け付け時間は10時~17時。定員は各日40人で要予約。