「吾輩は画家である絵画展 vol.3」が10月30日から2日間、札幌駅前地下歩行空間(札幌市中央区北3西3)憩いの空間(チ・カ・ホ)で開催される。
同展は、障がいと健常の垣根をなくすことを目的とした作者非公表の絵画展。「障がい者アート」というくくられ方に疑問をもった主催者が、年齢や性別、障がいのあるなしに関わらず、「作品本来の力でフラットに良し悪しを感じてもらいたい」との思いで、今年2月から始めたという。今回で3回目の開催となる。
同展は、今月25日からSNS(フェイスブック・インスタグラム)でも全作品を公開する。当日会場に行けない人でも鑑賞でき、気に入った作品には「いいね」をつけて投票ができる。
実行委員長の髙橋湖々さんは「参加者には、この絵画展をきっかけに自分の可能性を、自分の作品を好きといってくれる人を見つけて、自分の自信につなげてほしいと思っている。この絵画展のコンセプトとしては、来場者や閲覧者がいないと成り立たないので、来場者も、この絵画展では投票の参加者として、歩いて見るその間の時間を、自分の好きを見つける時間にして、ぜひ自分の感性にビビッときたものを『いいね』に変えてほしい」と話す。
作品は、今月15日まで募集している。参加対象は、札幌市内の高校生以下の児童・生徒、札幌市内にある児童発達支援・放課後等デイサービスに通う児童・生徒。公式ホームページから申し込みができる。注意点など事前の確認が必要。
開催時間は10時~20時。今月31日まで。