定山渓高原札幌国際スキー場(札幌市南区定山渓)が9月25日から、秋のゴンドラの営業を始める。
同スキー場は、札幌中心部から約1時間の場所にあり、北海道でも屈指のパウダースノーと広々としたゲレンデが特徴。冬は例年11月中旬から5月上旬ごろまでオープンする。秋は、山麓から山頂まで一気に駆け上がるゴンドラに乗りながら、眼下の紅葉が楽しめる。
標高1100メートルの山頂付近には、360度遠くまで見渡せるパノラマ展望台が設けられ、紅葉が一望できるほか、天気が良ければ石狩港や小樽港を見ることもできる。今年の秋営業では、例年行われていた屋外のテント販売やイベント関係は中止し、山頂カフェとレストラン「ラビット」による食事提供や軽食販売は行う予定。
担当者は「9月下旬から10月上旬は秋の表情を見せる札幌国際スキー場。山麓から山頂にかけて、気温差で色付く紅葉郡を見下ろす紅葉ゴンドラを今年も実施する。山頂カフェからの景色も必見なので足を運んでほしい」と呼び掛ける。
営業時間は9時30分~15時30分(上り最終便は15時)。ゴンドラ料金(往復)は、中学生以上=1,200円、小学生=600円、65歳以上=1,080円。10月17日まで。