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センチュリーロイヤルホテルで洞爺湖町フェア

洞爺ベジランチ(3,800円)

洞爺ベジランチ(3,800円)

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 全道各地域の食材をはじめとする地域の情報発信に取り組んでいるセンチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)が8月1日から、「洞爺湖町フェア」を開催している。同町との連携事業は初。

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 洞爺湖町は、安心・安全な農作物の生産を目指すクリーン農業に取り組んでいる。2009(平成21)年、JAとうや湖は全国のJA・系統組織で初めてGLOBALG.A.P. 認証を取得。欧州発の世界認証であるGLOBALG.A.P.は世界120カ国以上で実践されており、信頼性の高い基準として評価されている。2017(平成29)年にはGLOBALG.A.P.認証が東京オリンピック・パラリンピックの選手村で使う食材の調達条件になり、話題となった。

 期間中、同ホテルの各レストランではニンジン、トマト、レタスなどGLOBALG.A.P. 認証産地の洞爺湖町産野菜を使い、サンドイッチや大福などを切ったときにできるカラフルな断面に愛着を覚える「萌え断」をテーマにした写真映えする料理や、雪蔵で時間をかけて貯蔵したジャガイモにチーズを加えたフランスの郷土料理「アリゴ」などを提供する。

 期間中、2階ロビーでは洞爺湖町の「食」と「農業」の魅力を紹介するためのPRパネルを展示するほか、町内生産者のインタビュー動画も放映。動画では、洞爺湖・羊蹄山などの風景をバックにジャガイモやテンサイなど洞爺高台地区で主となっている畑作経営の後継者や幻の米と呼ばれ蘭越町の米-1グランプリでグランプリを獲得した「財田米」の生産者、親から引き継いだ農業経営の中で肉牛生産を拡大したいという若い経営者らあわせて人の素顔や思いを紹介する。

 総調理長の金子厚さんは「期間中は洞爺湖町、と2020年東京オリンピック・パラリンピック道産農林水産物供給北海道協議会と連携し、認証産地・洞爺湖町産の野菜を使った限定料理を堪能してもらい、『クリーン農業の先進地』をPRしていきたい」話す。

 8月31日まで。

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