「すすきのえーるセゾン」の限定販売が8月1日、札幌市内の「コーチャンフォー」3店舗や中央区のセブン-イレブン38店舗、狸小路の土産店「たぬきや」で始まった。
「すすきのえーる」は2020年、新型コロナウイルス感染症拡大によって日本で最初に飲食店の営業自粛を余儀なくされたすすきのを守りたいという思いから開発。コロナ禍を冬に見立て、春はやってくるというメッセージを込めた。2020年12月に行ったクラウドファンディングのリターンを2月末に全て終え、現在はすすきのの飲食店を中心に提供するほか、ふるさと納税やネット販売も行っている。「すすきのえーるセゾン」は「すすきのえーる」が好評だったことから、夏限定で販売する。
道産の小麦「春よ恋」、すすきのの屋上で採れた今は採ることができない蜂蜜、富良野産ホップ「カスケード」を使い、ドライホッピングで製造。雪をイメージした見た目のホワイトエールに仕上げた。製造はすすきのでクラフトビールを造る薄野地麦酒が行う。
プロジェクトリーダーを務めたARP TRADING社長の青木康明さんは「ドライホッピングで製造したことで、ホップの香りが際立ち、夏らしく飲みやすい仕上がりになっている」と話す。
無くなり次第終了。