総合格闘技「修斗」の公式大会「SHOOTO GIG NORTH vol.3」が11月22日、ZEPP SAPPORO(札幌市中央区南9西4)で開催される。
同大会は、札幌では生で観戦することができるプロ格闘技の公式試合が少ないことや、格闘技観戦人口の減少を危惧し、元プロ修斗選手が運営するイベントプロモート会社のTTeraと、修斗&ブラジリアン柔術オフィシャルジムのパラエストラ札幌が企画したもの。昨年9月に道内としては初のプロ公式試合として開催され、今回は5月の第2回大会に続き3回目。
ルールは、オープンフィンガーグローブを着用した総合格闘技ルール。会場1階にリングを設置し、収容人数は544人。道内在住の選手にスポットを当て、大阪、福島、仙台の選手と計7試合を行う。メーンでは、北海道出身の森卓也選手(パラエストラ札幌所属)が、世界ランク4位の生駒純司選手(直心会格闘技道場)と対戦。勝利すれば、道内在住のプロシューターでは初の世界ランカーの誕生となる。
同大会では、プロ興行に先駆けてアマチュア公式戦「すすきのフリーファイト」も開催。地元アマチュア選手へもスポットを当て、「格闘技をスポーツカルチャーとして地域に根付かせる」ことをコンセプトに開催する。
TTeraの武田憲一代表は「今回で3度目の開催となったが、単なるイベント興行で終わらせたくはなく、格闘技を通じて正々堂々戦う姿勢を見てもらい、未来の北海道を支える子どもたちへの教育や、厳しい社会の中で戦っている大人たちの活力となり、地元へ還元できるスポーツ文化として根付かせていくことを目標に、さらなる発展を目指していきます」と話す。
14時開場、16時開始。料金は3,500円~10,000円(当日券限定)で、学生割引のチケットも販売(身分証の提示が必要)。チケットは、ローソンチケットとチケットぴあで販売中。問い合わせはダブルティーエラ(TEL 011-303-1353)まで。