センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)が現在、浦河町とコラボして館内の23階スカイレストラン ロンドに同町の桜の枝を装飾している。
同ホテルと同町は2016(平成28)年以来、シーズンごとにタイアップし、夏イチゴやアスパラガスなど同町産食材を使った限定料理を提供してきたほか、中央競馬で活躍した同町内産名馬のゼッケンや優勝レイ、道内最長の歴史がある町内の映画館を紹介するロビー展示など、さまざまな企画を展開してきた。
今回は期間中、同町の桜並木「優駿さくらロード」を管理する樹木医の金田正弘さんが剪定したエゾヤマザクラや釧路八重など全6種の枝、約200本を同レストラン入り口の22階エレベーターホールや店内の一部に飾る。
このほか、期間限定で桜をイメージした「さくらいっぱい!春色クリームパスタ」(一人2,500円)や「ストロベリーミルク」(1,200円)を提供。同パスタの注文者、先着100人に浦河町出身の漫画家・森雅之さんが描いた名刺台紙を進呈する。
総支配人の桶川昌幸さんは「道内唯一の回転レストランでひと足早い春の訪れを楽しんでいただきたい。暗いニュースが続いているが、少しでも明るい気持ちになっていただきたい」と話す。
桜の展示は咲き終わりまで。料理・ドリンクは今月31日まで。