巡回展「西岡公園自然調査報告展」が現在、西岡公園(札幌市豊平区西岡487)管理事務所で開催されている。2月14日からは円山動物園(札幌市中央区宮ヶ丘3)動物科学館ホール、3月10日からは博物館活動センター(札幌市豊平区平岸5)で開催される。
同展は小学校3年生~6年生の子どもたちで構成される、西岡公園でトンボの調査をする「西岡ヤンマ団」と水生生物を調査する「西岡さかな組」が、調査の結果をまとめたポスターを展示する。調査から見えてきた西岡公園の魅力を全3会場で伝える。
会場では「秋のトンボの飛ぶ環境」、「エゾコヤヤマトンボどこまで歩いて羽化する気?!」「体の模様とかくれ方」「12年間のフクドジョウの採集数をくらべて」「大漁川に住むコオニヤンマのヤゴの調査」など、子どもたちが書き上げたポスターが並ぶ。
担当者は「『西岡ヤンマ団』と『西岡さかな組』の団員達が不思議に思ったことや気づいたことをまとめたポスターを展示しているので、着眼点やコメントにも注目して団員が調査した西岡公園の魅力を楽しんでもらえれば」と話す。
新型コロナウイルス感染症の影響で今後変更になる場合あり。来園者にはマスクを着用する、一定の距離の確保、混雑時の利用を控えるなど対策を呼び掛ける。
西岡公園は9時~17時、今月25日まで。円山動物園は9時30分~16時、2月28日まで。博物館活動センターは10時~17時、3月27日まで。