冬を彩る幻想的な光のイベント「雪灯路(ゆきとうろ)」が2月5日から、定山渓神社(札幌市南区定山渓温泉東3)で開催される。
同イベントは冬の温泉街を幻想的に彩るインスタレーションイベント。雪深い渓谷、定山渓神社を舞台に、ホテル従業員や地域住民が雪で手作りした、無数のスノーキャンドルの温かな明かりで幻想的な空間を演出する。
11年目の今年は、これまでのスノーキャンドルによる明かりに加え、新エリア「祈りの森」が登場。幻想的なキャンドルエリアを抜けると、光と映像が自然と融合する神秘的な森が現れる。自然と共創するイルミネーションをテーマにした「JOZANKEI NATURE LUMINARIE」の世界観を冬も体験できる。
定山渓観光協会の橘真哉さんは「温泉と食事と、そしてちょっとした思い出づくりの場を、私達も毎年楽しんで準備している。雪国に住んでいる方にこそ観て楽しんでもらえればうれしい。すぐそこにある定山渓温泉を訪れてほしい」と呼び掛ける。
新型コロナウイルス感染症対策により、今年は飲食店や共有備品を伴う催しは中止。会場内はマスク・手袋着用を義務とし、会場入り口で検温を実施する。スタッフ関係者も同様に対策を徹底するという。
開催時間は18時~21時。2月11日まで。入場無料。新型コロナウイルス情勢や天候により中止・時間短縮の可能性あり。