大丸札幌店(札幌市中央区北5西4、TEL 011-828-111)8階美術画廊で11月13日から、「~心暖まる愛とユ-モアの世界~ グラハム・クラーク 版画展」が開催されている。
懐かしいヨ-ロッパの街並みや人々の飾らない日常の姿などを深い愛情やユ-モアを込めた独特の作風で描くグラハム・クラ-クさんの版画展。クラークさんは1941(昭和16)年イギリス・オックスフォード生まれ。1965(昭和40)年には版画集「バーレン・アンド・バーレン」を出版した。その後も定期的に出版を続け、1987(昭和62)年の日本初来日記念展以来、多くの展示が全国で開催され続けている。
作品の特徴は一本一本丹念に刻まれた画線と、手彩色による柔らかな色彩。鮮やかで柔らかな色彩で描かれる世界はファンが多いという。
担当の印南聡さんは「版画の他、一部水彩画を加え、約30点の作品を展示・販売する。気軽に足を運んで欲しい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(19日は17時まで)。今月19日まで。