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札幌・チカホで「3.11SAPPORO SYMPO」 9年目の開催へ

被災の学びをまちづくり生かす発表を行う(昨年の様子)

被災の学びをまちづくり生かす発表を行う(昨年の様子)

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 札幌駅前地下歩行空間(チカホ)の北3条交差点広場で3月10日・11日、「3.11 SAPPORO SYMPO」が開催される。

チカホのすぐ横で開催されるシンポジウム

 東日本大震災により、北海道に避難・移住した人や、被災した場所で生きる人から学んだことや気づいたことをこれからのまちづくりに生かすことを目的とする同イベント。発災から10年を迎える2021年までの開催を目標とする。

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 会場では1時間枠で6つのテーマで各活動を紹介。南相馬市の情報拠点として動いた南相馬市の事例「南相馬中央図書館 震災後のあゆみ」、福島県から江別市へ移住して母親が働く場の創造を目指してカフェ経営していた女性らによる勉強会チーム「だれでもできる小さな世界の救い方(女子部)」、障がい者支援として札幌から石巻市へ災害支援に入った経験を伝える「誰もがみんな被災者だった」、2020年3月に判決が出る訴訟の概要を説明する「原発事故損害賠償・北海道訴訟」。

 現在も東日本大震災の被災地や避難者に向き合い活動している大学生のトークセッション「等身大の関わりの中で-東日本大震災と大学生の思い-」、東北・北海道で海辺の自然環境を研究している研究者が伝える「仙台海岸から考える海辺の自然の付き合い方」などを予定。

 11日には「北海道胆振東部地震を経験して」をテーマに、2枠のスペシャルセッションを予定。北海道テレビ放送局(HTB)のアナウンサーが中心になって活動している「今、私たちにできること」防災・減災のためのプロジェクトと「ほっかいどう防災教育協働ネットワーク」のコラボで、同局アナウンサーと北海道庁危機対策課の担当が防災・減災についてトークを展開する。現在、胆振東部地震で支援を行っているNPO法人北海道NPOサポートセンターが、「胆振3町(厚真町・安平町・むかわ町)の現状と今そしてこれから必要な支援や協力は何か」について伝える予定。

 同じ会場で、「今を伝える写真展」「今が見えるパネル展」、被災地支援活動を展開するミュージシャンや落語家による「ライブ&トーク」、チャリティー物産販売、児童障害児センターの「アート作品展示」、被災地の子どもたちに向けてメッセージを送る「きぼうのワークショップ」も行われる。11日14時46分には、会場全体で黙とうを捧げるという。

 開催時間は11時~19時。

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