センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5、TEL 011-221-2121)が3月1日から、北海道産昆布を使ったメニュー企画「喜こんぶフェア」を開催する。
参加レストランは、「スカイレストラン ロンド」(23階)、「日本料理 北乃路」(19階)、「朝食ビュッフェ ユーヨーテラス サッポロ」(2階)、「ティーラウンジ フォンティーヌ」(2階)。利尻昆布、羅臼昆布、歯舞(はぼまい)昆布などの北海道産昆布を使った特別メニューを各店で提供する。昆布だしのジュレ、昆布シート包み、昆布〆、細切り昆布、白板昆布、とろろ昆布、昆布茶、昆布ソルベなど、同ホテルのシェフが創意工夫を凝らした昆布尽くしの料理を取りそろえる。
フェア開始前日は、北海道漁業協同組合連合会代表理事常務の安田昌樹さん、北海道昆布大使でNPO北海道こんぶ研究会の金子由美さんらに向けた試食会を行い、寄せられた意見や感想を盛り付けや味付けに反映させる予定。
フェア開催に合わせて、浦河町産の日高昆布を使ったオリジナルブーケ「浦河喜コンブーケ」(1束8,640円~)の予約販売も行う(北乃路利用客限定・レストラン利用7日前までに要申し込み)。50センチに切りそろえた昆布20枚を花のように丸みをつけて乾燥し、花束に見立てた同商品は、浦河町職員が「コンサート開催時など、出演者へ渡す花束の代わりに昆布を使えないか」と地元の鮮魚店と生花店に相談し誕生したという。
2階ホテルロビーでは、「北海道喜こんぶロビー展」も同時開催する。女性の美と健康を支える昆布の力や、北海道産昆布を紹介するパネル、北海道の代表的な昆布の原藻(げんそう)などを展示する。
4月30日まで。