「雪と光」をモチーフに札幌の冬の魅力を発信するプロジェクト「さっぽろユキテラス2019」が現在、札幌市北3条広場「アカプラ」(札幌市北2~3西4)で開催されている。
同イベントは、札幌市の資源「雪」をアーティストの創造力で魅力的に演出し、冬にしか生まれない「サイトスペシフィック(=特定の場所に存在するために制作された美術作品および経過)」な体験を企画している。会場は、雪と氷を用いて本物の美術館のような構造物を建築家がデザイン。美術館の内外は、国内外で活躍するアーティストの作品が展示され、北国ならではの鑑賞体験ができる「スノーミュージアム」や、軽食や飲み物などを提供する「アイスバー」も設ける。
「札幌駅前まちづくり」の今村育子さんは「5回目となる今年はアカプラに雪や氷を用いた美術館『スノーミュージアム』が登場する。市民や観光客に北国ならではの鑑賞体験をしていただける。9日間限りの雪と光でつくられた世界をぜひ体験してほしい」と話す。
開催時間は12時~20時。入場無料。2月11日まで。