一足早く春を感じられるイベント「福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~」が現在、札幌の百合が原公園(札幌市北区百合が原、TEL 011-772-4722)緑のセンター大温室で開催されている。
福寿草という和名には「新春を祝う」という意味があり、江戸時代から多数の園芸品が作られている古典園芸植物で、黄色のほかにも緋色や緑色の花をつける品種もある。雪割草は、桃色・藤色・白・緑などの花色で、大きさは1センチ~3センチ、咲き方も一重や二段咲き、千重などの花の形が豊富。
今回の展覧会では、福寿草約12品種・約107株、雪割草約52品種約167株を展示する。咲き方の詳しい解説も掲示し、来場者は見比べながらそれぞれの魅力を知ることができる。
広報担当の僧都由佳さんは「多くの品種をそろえたので、お気に入りの一株を見つけてほしい」と話す。
開催時間は8時45分~17時15分。観覧料は、高校生以上=130円、中学生以下・65歳以上無料。2月17日まで。