一般市民が育てたランを展示する「市民ラン展~市民参加のラン展示会~」が1月22日から、札幌の百合が原公園(札幌市北区百合が原、TEL 011-772-4722)緑のセンター小温室で開催される。
「園芸家の植物」のイメージが強いランは、最近は育てやすい品種も流通し、コチョウランなどを家庭で育てている人が増えているという。同展では、「家庭で育てている隠れた名作をもっとみんなで楽しもう」をコンセプトに、広く展示鉢を募集し、展示する。「ランを育てている人なら誰でも参加できる」として、1月20日まで出品を受け付けている。
会場では、札幌オーキッド・ユウ・アークによるランの展示を中心に、家庭で育てられたランを展示する。初日には、展示作品の中から来館者が優秀作品を決める「市民賞」の投票も行うほか、ランの販売や相談コーナー(10時~15時)、講習会なども予定する。
担当の僧都由佳さんは「色・形さまざまな洋ランの美しい花姿と、一緒にその香りも楽しんでほしい」と話す。
開催時間は8時45分~17時15分(最終日は15時まで)。観覧料は、高校生以上=130円、中学生以下・65歳以上無料。1月27日まで。