「もりもと」(千歳市千代田町4)が12月1日から、厚真産ハスカップを使った「ハスカップジュエリー/黒の贅沢(ぜいたく)~ブランデー仕立て~」を限定販売する。
「ハスカップジュエリー」は、同社の森本吉勝会長自らが開発したロングセラー商品。開発当初は千歳近郊に自生するハスカップを摘み取って使っていたという。現在、ホワイトチョコレートでコーティングした「ホワイトバージョン」と、純度の高いハスカップジャムをブラックココアクッキーで挟んだ「プレミアムブラック」がある。
「黒の贅沢」は、12月1日に40周年を迎える「ハスカップジュエリー」を記念して、最高級の商品を作ろうと2017年から開発に着手。原材料に厚真町で生産されたハスカップと最高品質のブランデー「レミーマルタン」を使う。
広報担当の島崎あかねさんは「厚真産ハスカップは酸味と深みのある甘さのバランスが良く、『黒の贅沢』の要。『レミーマルタン』との相性も良く、互いに引き立て合う仕上がりとなった」と話す。
産地の厚真町は、北海道胆振東部地震の震源地に近く、土砂崩れにより多くのハスカップ畑が被害を受けており、同社では売り上げの一部をJAを通じて寄付し、ハスカップ苗の購入に充てる予定。
価格は1,800円。もりもと新千歳空港店、もりもとオンラインショップ、北海道物産展で限定販売(予約受け付けは11月30日まで)。3月中旬まで。