札幌・大通公園(札幌市中央区大通西1)で現在、秋のグルメイベント「さっぽろオータムフェスト2018」が開催されている。
9月6日に発生した北海道胆振東部地震の影響で、当初の開催予定から8日遅れの9月15日からの開催となったが、3日間の連休に加え、連休明けの平日も多くの来場客でにぎわいを見せている。
例年に比べると、アジア圏などからの外国人観光客の姿が少ないが、地元の家族連れの姿が多く見られ、各会場に設置した飲食スペースはどこも満席。限定メニューなど人気メニューが品切れになっているブースも見られた。
大規模停電の影響で、スーパーやコンビニエンスストアなどで品薄になっていたパンを販売する大通公園7丁目マーケットの「ほっかいどうベーカリーマルシェ」には、お目当てのパンを買い求める客で行列ができていた。
さっぽろオータムフェスト実行委員会によると、約1週間遅れの開催で一部出店できない店もあったが、第1期(9月7日~12日)に出店できなかった店を空きブースに入れるなどして調整したという。「会期が短くなったが、連休期間中の来場者数はほぼ例年並み」とも。
開催時間は、平日=12時~19時30分、土曜・日曜・祝日=10時~20時30分。今月30日まで。