元大相撲力士のKONISHIKIさんが11月20日、北海道庁(札幌市中央区北3西6)を訪れ、山谷吉宏北海道副知事と意見交換を行った。
KONISHIKIさんは同日、「KING XMU(キングムー)」(中央区)で行われた北海道とハワイ州の友好提携を記念したイベント「HOKKAIDO & HAWAII Sister-state Party!」に特別ゲストとして来札。イベント本番前に北海道庁を訪れた。
北海道とハワイ州は今年5月に友好提携を結び、両者間で経済や観光、農業、教育、先住民族文化など幅広い分野で交流を深めている。同イベントは、民間レベルの文化交流を通して、次世代の若者たちが北海道や日本の良さを知るきっかけづくりとして開催されたという。
KONISHIKIさんは不要になった着物で作った和ろはシャツを身にまとい、在日して36年の間に見てきた日本の姿を世界各国向けに紹介する活動や、北海道の雪の美しさ、若者たちが将来地域のリーダー役を担う可能性などについて話した。
若者たちに対して「怖いと言っていたら何も進まない。文化交流を通して少しでも北海道のために何ができるかを考えて行動して、自信を付けてほしい」とのメッセージも。
2018年は日本人のハワイ移住150周年を迎え、北海道でも北海道命名150周年を迎える記念の年となる。今後道内では、ハワイ州との交流をはじめ、北海道150年事業として、さまざまな記念事業が予定されている。