国営滝野すずらん丘陵公園(札幌市南区滝野)で8月27日、東日本大震災被災地への鎮魂と復興の祈りを込めた花火大会「LIGHT UP NIPPON HOKKAIDO」が開催される。今年で7回目。
同イベントは「東北を、日本を、花火で、元気に。」をスローガンに、被災地の太平洋沿岸十数カ所で花火を一斉に打ち上げる活動。2011年8月11日から始まり、北海道では2013年から行っている。
打ち上げ費用は募金で賄っているが、震災から6年たち十分な寄付金が集まらなくなっているため、今年から有料に切り替え継続開催を目指すという。
高度約300メートルで直径約280メートル開く尺玉(10号玉)と呼ばれるメインの花火一発の参考価格は5万円。5合玉で1万円。実際に打ち上げる花火の数や号数は、集まった協賛金や募金に応じて調整する。
当日は、復興へのメッセージが込められたキャンドルアートで幻想的な空間を演出し、打ち上げ前には北海道を中心に活躍するミュージシャン14組による音楽ステージ、親子ダンス体験、キッズダンスショーなどを行う。復興応援グッズの販売ブースや飲食ブースも設置する。
開催時間は13時~20時30分(打ち上げは19時35分~、公園入場は18時まで)。チケット料金は、大人=2,160円、中学生以下=540円、未就学児無料(全て滝野公園の入園料込み)。