札幌在住の女性2人がユニット「和奏(わかな)」が8月6日、イタリア料理店「ヴィーノ エ エッチーナ モデナ」(札幌市中央区)で「着物と書で奏でる幸せのレシピ『葉月の会』」を開く。
書家の久保奈月さんと、着物の染み抜きや染め替えの老舗店「野口染舗」に勤務する服部あゆみさんで構成する同ユニット。毎日の食事やファッションを選ぶように着物や書を日常的に楽しんでもらうことを目的に、今年4月から月1回ペースで活動し少人数制のワークショップを開催している。
普段は参加者が自分で着付けをできるように服部さんが指導した後に、着物姿の参加者らに久保さんがデザイン書道を教える。筆の持ち方からスタートし、参加者が好きな文字を半紙に書いた後、文字アレンジの手本を示す。合間にお茶菓子や軽食を楽しむ時間も用意する。
今回は着付け指導を行わず、浴衣姿で料理と書を楽しむ会として企画。これまでは2人の知人を中心に女性参加者を募っていたが、今回は男女問わず着物や書に興味を持つ人に幅広く参加を募る。
久保さんと服部さんは「浴衣姿で料理を味わいながら、好きに書をしたためていただく。丁寧に指導するので初心者でも大丈夫。書と着物を身近に感じてほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は17時~20時。参加費は4,000円。浴衣レンタル(500円、要予約)、着付け(無料)も受け付ける。申し込みはメール(facebookページ参照)で受け付ける。