札幌市内中心部「ススキノ交差点」角にある恵愛ビル(札幌市中央区南4西4)の壁面に新たに設置された大型デジタルサイネージで8月6日、動画広告配信サービス「SABRO.TV(サブロー)」がスタートした。
運営はススキノに特化した2次会をコンセプトにしたフリーペーパー「すすきのフリーク」などを発行するホワイトカンパニー(中央区)。
横7.936メートル、縦4.48メートル(359インチ)の16対9サイズのサイネージ機は北日本最大(2015年4月現在)で、ススキノの新たなランドマークとして稼働する。
「SABRO」は「Sapporo Broadband(札幌ブロードバンド)」の意味と、国道36号線に面していることから命名したという。企業情報、公共情報に関する動画コマーシャルをはじめ、「SABRO」と連動したウェブサイト、携帯アプリ、フリーペーパーなど各種サービスを順次リリースし、総合型広告サービスの構築を予定する。
小玉享幸社長は「ススキノの玄関口の情報発信媒体として、新たな市民スポットになることを目指す」とアピールした。
すすきの祭りのオープニングイベントに合わせて行われた点灯式には、北海道副知事の山谷吉宏さん、すすきの観光協会会長篠田政一さんらが参加した。
放映時間は8時~翌4時(22時以降は無音音声運用)。