仕掛け絵本制作の第一人者・ロバート・サブダさんとマシュー・ラインハートさんの仕掛け絵本展「ロバート・サブダ&マシュー・ラインハートポップアップ絵本ミュージアム」が4月23日より、札幌西武(札幌市中央区北4西3)ロフト7階の五番舘赤れんがホールで開催される。
サブダさんは、仕掛け絵本を芸術品にまで押し上げた近年の仕掛け絵本ブームの立役者。絵本出版社で研修を受けたのを機に絵本作家となるが、現在は仕掛け絵本の制作に専念し、意欲的に新刊を発表し続ける。ラインハートさんは、サブダさんが主宰するデザイン事務所で仕掛け絵本の制作に携わり、代表作に「シンデレラ」「スター・ウォーズ」などがある。
仕掛け絵本は、複雑な仕掛けに精巧な造り、独特の色使いなど、子ども用としてだけでなく、アートやインテリアとしても根強い人気があり、昨春開催された「ロバート・サブダしかけ絵本の世界展」では24,000人を動員した。
同展では、サブダさんの「ウインター・イン・ホワイト」や「クリスマス」、ラインハートさんの「スター・ウォーズ」「シンデレラ」、共同制作の「メガビースト絶滅した獣たち」など絵本11タイトルを展示する。サブダさんの最新作「ナルニア国物語」を通常の2倍の大きさで再現するほか、メーキングや原画を展示。代表作「不思議の国のアリス」では、アリスが落ちた穴を再現したバネ状の筒にCCDカメラを用意し、穴に落ちるイメージをモニターに映し出すという。
会場では、サブダさん、ラインハートさんの作品や展示会オリジナルポップアップカタログ、手づくりキット「サブダにチャレンジ!」など、国内外の仕掛け絵本も販売する。
入場料は、一般=800円、大学・高校生=600円、中学生以下無料。開催時間は10時~20時(入場は19時30分まで)。5月6日まで。
札幌西武天神で「しかけ絵本の世界展」(天神経済新聞)イムズで「世界の飛び出す絵本」展(天神経済新聞)京都精華大の学外アートスペースで「しかけ絵本展」(烏丸経済新聞)鎌倉の「しかけ絵本」専門店、オープン以来着実に客足伸ばす(湘南経済新聞)